当協会では、令和6年9月14日(土)・15日(日)の2日間、令和6年度認定職業能力開発校木造建築科指導員研修を八戸市類家「八戸地域職業訓練センター」において開催しました。講師は東北町の(株)和田工務店に勤務し、1級建築大工技能士として建築現場で活躍している佐藤千亜希氏(25歳)が務めました。
佐藤氏は、青森県立むつ高等技術専門校在校中に令和2年度第58回技能五輪全国大会建築大工部門に本県代表選手として出場した経験があるほか、同校において2年間、講師として職業訓練生を指導し、2級及び3級建築大工技能士の育成等に貢献した実績を有します。
研修は「1級建築大工技能検定実技試験問題における現寸図及び墨付け」をテーマに実技指導が行われました。今回の研修では、佐藤氏から現寸図から部材の墨付けが全部できる作図の仕方及び現寸図から直接全ての部材が墨付けをできるよう指導していただきました。一本一本の線に根拠を持った指導に対して、現寸図がいかに重要な作業なのかを再認識する研修となりました。 
